私は何回もありました。
そこで抜けにくい中空ピン打ちでマスダン軸を作ってみようと思います!
ARサイドマスダンパーセットに入っているシリンダーやボウルのマスダンパーにはφ5の深ザグリがされています。
今回はシリンダーかボウルの深ザグリを利用し、中空ピンを用いたピン打ちです。
まずは好きなマスダンパーをセットするプレートを作ります。
今回はt=1.5mmのカーボンプレートを使用します。
1.5mmのプレートに直接ピン打ちするのはちょっと板厚が足りない気がしますね。(気がするだけ
そこでさらに1.5mmのプレートを加工してピン打ちする穴に接着します。そうすることでピン打ちする穴周りは3mmの板厚を確保することができ、ほかの箇所は1.5mmの厚さですみます。
折れてしまったバンパー等の端材をこうします。
いらない520を端材にネジ止めします。
そして520に沿ってカットします。
そうするとマスダンのザグリに入るカーボンの端材が出来上がります。
これをピン打ちする穴に接着します。ビス等でガイドしてあげるとずれなく接着できると思います。
次に接着した裏側にφ4の深ザグリを深さ0.5mm分加工します。
こちらは大体で大丈夫です。
こんな感じです。
次にピン打ちするのですがピン打ちする穴に瞬間接着剤をたらし、固まったら1.9mmのピンバイスで下穴をあけます。
こうしたほうがしっかりピン打ちできると思います。
下穴に瞬間接着剤をたらしてピンを打ちます。ピン打ちはプレートとツライチではなく1.5mmのスペーサを噛ますなどして、プレートよりも深く打ちます。
ここで一旦瞬間接着剤が乾くまで待ちます。
乾いたらここでピンの先端に十字、または三股に切り込みを入れます。
そして切り込みをいれた部分をペンチ等で開きます。
プレートと切り込みを入れた部分をぎゅっと挟んでカシメます。
0.5mmの深ザグリにおさまる部分があるようにします。
もし、はみ出てもあと工程で削るのでそれほど気にしなくて大丈夫です。
カシメた部分に粘度が低い(サラサラの)瞬間接着剤を流し込み固まったらもう一度粘度が低い瞬間接着剤を薄く塗布します。乾く前にFRPの削りカスを振りかけます。固まったら高強度の瞬間接着剤を塗布して固めます。
固まったらプレート面と固めた面がツライチになるようにヤスリ等で削ります。
ここで磨けば瞬間接着剤の樹脂がピカピカに光ります。(お好みでどうぞ
これで裏面は完成。
あとは板厚を持たせたところを面取りして完成です!
完成状態で上方向には中空ピンを広げてカシメているため、中空ピンが折れることがない限り抜くことは困難だと思います。
また下方向にも瞬間接着剤とFRPで固めているため、相当の力がかからないと抜けないと思います。
これでレース中にピン打ちが抜けないですね!(たぶん
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